金物記号
使用箇所(運用記号)
備考
(運用記号)柱・束仕口(FP-00)
(運用記号)梁仕口(FB-90)
(運用記号)柱・束仕口(FP-10)
(運用記号)梁仕口(FB-105)
(運用記号)梁仕口
(運用記号)梁仕口
(運用記号)柱仕口20kN(FP-20)
(運用記号)柱仕口25kN(FP-25)
(運用記号)柱仕口35kN(FHD-35)
(運用記号)柱仕口50kN(FHD-50)
(運用記号)柱仕口55kN(FP-55)
(運用記号)FHD-35
(運用記号)FHD-50
ドリフトピン
プレカットCAD
構造プレカットCAD Xstar(ネットイーグル株式会社)
MP-CAD8(宮川工機株式会社)
上記2社のプレカットCADに【フロッキン金物構法】が対応可能。
金物を現場で取付ながら在来工法と同じように1日で建て方を終わらす事ができました。柱頭柱脚金物・羽子板ボルトの取付を省くことが出来るので、現場作業の手間が省け竣工を早める事にも繋がりました。
ピン工法で金物を取付けながら、建て方をする事は初めての経験でしたが使用する工具はドリフトピンを打つハンマーのみだったので、簡単に施工がする事が出来ました。慣れていけば、在来工法よりも早く建て方を終わらせる事ができると思いました。
フロッキン金物構法はドリフトピンの打ち込みのみで施工ができ、ボルトを使用しないので、ナット締めがなくほぼインパクトを使用せずに建て方を終わらす事ができました。
また、金物が1スリット形状のため、柱を設置した際に柱が回らない事も助かりました。
他社金物工法の場合、ホゾパイプ金物で柱を設置するので、柱の周り止めで釘やビスを打つ必要がありました。
今後、大工不足で人手が足りなくなる事を考えていくと簡単施工で特殊な技術がいらないこの工法は今後のニーズに合っている金物だと思います。
現場取付をする事でプレカット工場から材を運搬する時に荷量が増えず空気を運ぶ事もなくなりました。運送トラックの手配が難しくなっている現状もあるので非常に助かります。運送費を浮かす事もできました。
金物を工場で取付ける場合でも金物が6種類のみで、取付間違いのないような工夫がなされている金物なのでスムーズに作業ができています。
フロッキン金物は種類が少なく、構造設計時に取捨選択がしやすい。
金物自体も力が掛かった際に粘り強く変形する性質を持っており、接合部にフロッキン金物を使用する事によって、家自体にも粘り強さを持たせ大地震が起こった時でも最終的に倒れない頑丈な家にする事ができます。
設計からも工務店や施主に提案しやすい商品だと思います。
フロッキン金物構法のよくある質問
今までの金物構法との違いは何でしょうか。
建物の変形が進んでも強度を持ち続ける金物を目指して開発していますので粘り強い金物になっています。
また、施工的にもドリフトピンを打ち込むだけで簡単に施工出来る金物構法です。
構造材が無垢材なのですが利用できますか。
集成材だけで無く、無垢材での社内試験を行っておりますので利用可能です。
※設計者判断、及び主事判断となります。
金物構法に抵抗があるのですが・・・
在来工法のホゾをイメージして作った金物ですので、在来工法に近い感覚で使用できるようになっています。
リフォームでも使えますか。
ホゾ孔を掘って、ドリフトピンを打ち込むだけのシンプルな構法なので、リフォームでも比較的簡単に施工出来ます。