フロッキン狭小壁のメリットは?
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壁倍率はなんと7倍相当!※2・3階用は5倍相当
構造計算を行うことで広い開口部が可能に
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柱芯350mm、全幅455mmという
驚きのコンパクトサイズ
セット内容
1階用セット
設計価格
- 柱105用:¥100,000
- 柱120用:¥100,700
- 1 フロッキン狭小壁用面材 12mm 2枚
- 2 フロッキン専用ビス 7×65(面材用) 60本
- 3 FHD-50(柱脚金物) 2個
- 4 丸座金 t12.0×86φ(柱脚金物用) 2枚
- 5 丸座金 t6.0×50φ(柱脚金物用) 2枚
- 6 ドリフトピンFPN(柱脚金物用) 10本
- 7 FP-25(柱頭金物) 2個
- 6 ドリフトピンFPN(柱頭柱脚金物用) 14本
- 8 四角ビット#3 1本
- ※別売の専用アンカーボルトをご使用ください。
2・3階用セット(連層用)
設計価格
- 柱105用:¥129,000
- 柱120用:¥129,700
- 1 フロッキン狭小壁用面材 12mm 2枚
- 2 フロッキン専用ビス 7×65(面材用) 44本
- 3 FP-55(柱脚金物) 4個
- 4 座金 t19.0×40×105(柱脚金物用) 8個
- 5 座金固定用ビス 5×45(柱脚金物用) 8本
- 6 ドリフトピンFPN(柱脚金物用) 20本
- 7 四角ビット#3 1本
- ※梁上用はお問い合わせください。
用途・特徴
- 1.通常の面材張り耐力壁と同様に専用ビス(付属品)だけで、施工ができます。
- 2.通常の耐力壁(柱芯600mm以上)に比べ全幅を455mm(柱芯350mm)とすることで、大空間・大開口が実現できます。
- 3.専用(柱脚・柱頭)金物と面材の組み合わせによる靭性の高い耐力壁です。
設計時どうしても開口部の問題で壁量が足りない時にフロッキン狭小壁を図面に折り込む事で意匠図面に沿った構造設計をする事が出来ました。
構造設計業務を行っていると壁量が足りず意匠図面を大きく変更しなければならないケースが多いですが、フロッキン狭小壁を使用する事で変更を最小限に留める事ができました。
大臣認定商品ではない商品ですが、ハウスプラス性能評価を取得しているので確認申請もスムーズに行えています。構造計算自体も難しい計算をする必要がなく、一般的な構造計算ソフトで入力する事ができました。
現場でもビス打ちとドリフトピンの打ち込みのみで施工ができるので、大工さんもカンタンに施工が出来たと言っていました。
在来軸組工法でも使用する事ができるので、一般的な耐力壁と同じようなイメージで図面に折り込めました。耐震補強工事でも耐力要素として使用できそうです。
2×4工法で使用できないのは残念ですが、将来的に使用できるようになれば、是非ともフロッキン狭小壁を用いて、新たな建物のプランを検討したいです。
従来のラーメンフレームと比べて、複雑な構造計算をする必要がなく、また施工が簡単なためコストの削減を行うことができました。
また、現場での施工時にアンカーの埋め込み位置が多少ずれており、施工できるか不安でしたが、柱脚金物のアンカー取り付け穴が大きく問題なく施工する事が出来ました。
フロッキン狭小壁のよくある質問
なぜ幅のせまい壁で耐力がとれるのでしょうか。
柱の頭と足元に専用の粘り強い金物を使いビスの配置を工夫することで、靭性の高い耐力壁ができました。
簡単に設計ができるのでしょうか。
一般的な構造計算(許容応力度計算)により計算可能です。
詳細は設計技術マニュアルをご参照下さい。
⇒設計技術マニュアルはこちら
どのような工法で使用できますか?
一般的な在来工法で使用できます。2×4工法には使用できません。
「フロッキン金物構法」と併せて使用して頂くと、より施工性が向上します。
フロッキン狭小壁の施工は難しくないでしょうか。
一般的なプレカット工場で加工された柱に、ビス穴加工された面材をセットし、ビス止めするだけの簡単施工です。
一般的な合板と同じ感覚で施工ができます。
※詳しくは設計技術マニュアルをご確認下さい。
※加工可能なプレカット工場は随時拡大しています。
※面材用ビスは必ず付属の専用ビスをご使用下さい。
柱・梁等の材料に指定はありますか?
材種に応じて3種類の仕様があります。各仕様により耐力が異なります。
例:<仕様1>
柱材:スプルース同一等級構成集成材E95-F315(JAS)以上の材料
梁材:ベイマツ機械等級区分製材E110(JAS)以上の材料
その他の仕様・詳細は設計技術マニュアルをご参照下さい。