自社オリジナルのツインガセットとコンパクトブレースを従来の水平構面ではなく鉛直構面に使用することで、全面ガラス張りのショールームへの利用を可能にしました。

視界を遮らない設計の工夫とは

岐阜県の砂原石材の店舗（ギャラリー）に採用され、在来工法（一部高耐力柱頭柱脚(フロッキン))による平屋建て物件です。
南面は柱間1,820ミリメートルをガラス張りとし、耐力要素としてツインガセットとコンパクトブレースを使用。壁倍率3.5倍相当の性能を別途構造計算し、鉛直構面に応用しました。

視界を遮らない設計とするためコンクリート基礎にアンカーボルトで直接固定し、接合金物を仕上げコンクリートに埋め込んでいます。

北面も同様に連窓建具によるハイサイドライトに対応し、視界を確保するためツインガセットと鋼製ブレースを2段に配置しました。

使用金物

【使用金物】
・FHD-50
・FP-55
・ツインガセット
・コンパクトブレース